【人体マップ】[上腕]

部位と症状

【部位】
  上腕骨
【現れる症状】
  ◍ 腕のつけ根の痛み・変形
  ◍ 子供の肘の痛み・変形
  ◍ 上腕部の痛み・変形

上腕骨骨折

❖上腕骨(肩から肘の間の骨)の骨折は大きく3種に分かれます。
❖1つは肩に近い部分(近位部)の骨折。年配の方が転んで手をついた後に肩の辺りが痛いといった場合に多く発生しています。
❖2つ目は肘の近く(遠位部)で起こる「上腕骨顆上骨折」。子供さんが転んだ後に肘辺りが痛いと言われたらこのタイプの骨折かもしれません。肘の少し上の部分か後方に凸変形しています。
❖3つ目は上記2つの中間部で起こる「骨幹部骨折」です。腕相撲など上腕骨に強いねじれの力が加わって骨折するものです。
❖いずれもギプス固定とレントゲンの定期観察、ケースによっては手術も必要となります。
固定の除去後は肩・肘関節を含めて腕全体の機能回復訓練が必要となります。
❖当院では少しでも早く質の高い機能回復ができるよう、リハビリのお手伝いをさせていただいています。